2012年05月24日

竣工しちゃいました(塗り壁教室〜珪藻土/フローリングDIY大会〜完成までまとめて報告)

目黒区M邸 竣工しちゃいました。
ここ2カ月、本当にいろいろと大忙しで、またもやブログを長期間さぼってしまったのですが(でもとても充実した日々だったのですが・・・)、その間にもM邸の工事は着々と・・・いやいや雨にものすごく悩まされながらも、一歩一歩進み、5月7日に検査機関の完了検査、10日に一部外構工事を残しつつもなんとかお引き渡し、11日には即お引っ越しという綱渡りで、その後約一週間を経て、外構の残工事も終わり、無事(いや〜、色々ありましたが・・・)完成しちゃいました。
まだお引っ越しの荷物整理が終わっていない状態ですが、でもでも、なかなか良い雰囲気なので、ちょっと嬉しくなっちゃって、とりあえずの完成写真をアップさせて頂いちゃいます。ちゃんとした晴れ姿の竣工写真はまた日を改めて、少し落ち着いてから撮影させて頂きたいと思います。
M様、まずは竣工おめでとうございます。そして広井工務店をはじめ、大工さんほか、工事に携わって下さった皆様、本当にご苦労さまでした。ありがとうございます。

IMG_5556.jpg IMG_5559.jpg
白壁に木製のルーバーと軒裏がいい感じのアクセントになっています。軒裏天井は当初の予定を変更して、着色をやめ木の生地の色のままにして、室内の天井との連続性を演出しました。

IMG_5531.jpg IMG_5536.jpg
2階のリビングダイニング:杉板張り勾配天井、珪藻土の塗り壁(DIY)、オスモカラー塗装(DIY)のナラ無垢フローリングなど、自然素材の質感に包まれた空間ができました。
テーマであった「光と風」を感じる住まいの狙い通り、部屋中を気持ちいい5月の風が抜け、明るい光が降り注いでいます。

IMG_5533.jpg IMG_5546.jpg
ダイニングの奥は並行アイランドキッチンとサニタリースペース(洗濯機・乾燥機)を回遊動線でつないだ家事スペース。水回り空間の床はダークブラウンのタイル張りです。乾燥機の下の収納棚の下部にはルンバステーションを設けてあり、掃除の終わったルンバ君が充電をしに帰ってこられるスペースが用意されています。本当にうまく帰ってきてくれるかな〜。
ミーレの食洗機を組み込んだ大きなアイランドキッチンはヤマハ製です。このキッチンに行きつくまで、工務店や納材店の方々には本当にたくさんのキッチンを探し検討してもらいました。・・涙涙・・、関係者の皆さんありがとうございました。結果的に素敵なキッチンになりました。

IMG_5547.jpg
玄関から正面の階段を見上げると、ガラスクリーン越しにリビングダイニングを通して明るい光が降り注いできます。杉板貼りの天井も階段からリビングダイニングへの連続しています。

IMG_5543.jpg
リビングの北側は、高度斜線制限の関係で天井がグんっと下がってきていて、TVカウンターになっています。計算通り60型の大型TVがぴったり納まり、天井の間接照明も効果的に機能しています。夜の室内の様子も是非写真に撮らせていただきたいです。なかなかいい感じなんです。

IMG_5550.jpg
地下の主寝室は11畳を超える広い空間です。奥にはウォークインクローゼットと大きな納戸があります。地下といっても、道路側とドライエリアの2方向から光が入り、風も抜けます。2階の光が燦々と注ぐ明るいリビングダイニングとは違った、落ち着いた光と影に包まれた、静かな空間ができました。

IMG_5548.jpg IMG_5552.jpg
(左)1階の洗面室:洗面台とトイレの間に仕切りをかねてタオルウォーマーを設置しています。実は洗面室の隣にもうひとつ独立したトイレがあります。ちょっと変わった間取りの並びですが、これによって2階のリビングダイニングと、地下の主寝室をそれぞれ広い空間として確保することができました。
(右)1階玄関脇のシューズクローゼットです。M邸は奥様の周到な研究に基づき、収納空間や家事空間にさまざま工夫がされており、とても使いやすい住まいになっています。(なっているはずです・・・、結果はこれから生活してみ・・・ですね)

IMG_5554.jpg IMG_5555.jpg
道路から玄関ドアへ至るアプローチ階段には、バルコニーと同じ木製ルーバーの手すりと一部目隠しが付いていて、街並みに木の質感を添えています。玄関ドアはスウェーデン製の木製防火扉です。無垢材ならではのずっしりとした重みがあります。

DIY顛末記
M邸では、2階リビングダイニングキッチンの壁の珪藻土塗りと、家中のフローリングの塗装(オスモカラー)をDIYで行いました。
フローリングの塗装はこれまでに4回(鵠沼T邸、上田市H邸、鎌倉T邸、三鷹市I邸)の実績があり、設計事務所としてもなんとかなるという自信があるのですが、今回は、新たな試みとして珪藻土の壁塗りに挑戦してしまいました。

「塗り壁教室」(4月15日)
まずは、4月15日(日)にM様ご家族と、川崎市にあるサメジマコーポレーションで「塗り壁教室」を体験してきました。教室は予約制で、新築/リフォームなど、実際に行う条件に合わせて、2時間程度で個別に具体的に珪藻土の塗り壁の方法を、かなり丁寧に教えてくれます。(興味のある方は、この教室結構お勧めです。費用も1組(家族全員)で3000円と受講内容に対してかなりリーゾナブルなところも良いです。)

IMG_0458.jpg
作業手順
@石膏ボードの継ぎ目や角、ビス頭をパテで埋める(押し込む) ⇒ A継ぎ目にファイバーテープを貼る ⇒ Bファイバーテープの上にさらにパテを幅広に塗る ⇒ Cマスキングテープを塗り壁範囲の外周部に貼って塗り壁がはみ出しても大丈夫なようにする ⇒ D珪藻土を均等な厚さ(2mm程度)に壁に塗りつける ⇒ E仕上げに好みのパターンをつける(自然なコテむら、波目模様、刷毛引き・・・)

IMG_0473.jpg  IMG_0482.jpg  
(左)ご主人さまは、珪藻土と水をミキサーで混ぜる係に決定です。めちゃくちゃ「サマ」になっているのはなぜ?
(右)練習用の壁に実際に珪藻土を塗ってみます。最初は「コテ」の扱いがちょっと難しいけど、コツをつかむとかなり楽しいです。珪藻土を均等な厚さ(2mm程度)に塗れるようになるには練習が必要です。

「塗り壁下地処理(パテ塗り、ファイバーテープ貼り)」(4月28日)
DIY本番の1日目は珪藻土塗り壁のための下地処理です。初日だったので、おそるおそる作業をしていたらアッという間に1日が過ぎてしまって、作業が終わったのは夜の7時を過ぎていました。
全員へとへとで、これから先が思いやれ、なんとなく意気消沈、前途多難な一日目でした。

IMG_0566.jpg

「壁塗り」(5月3日)
いよいよメーンイベントの壁塗り当日です。実は本当に壁塗りを自分たちだけでできるのだろうかと、とても不安に思っていたM様が、ものすごく強力なスーパー助っ人をお願いしていました。奥様のお仕事の同僚のお父様でプロ中のプロの左官屋さんに助っ人をお願いしてたのでありました。そのほかにも、奥様のご友人など、お子様も含めると総勢5人の強力助っ人軍団の登場で、前途多難な心配も吹き飛び、楽しい作業の一日になりました。・・・っといっても、難しいところは全〜部、お父様がせっせと仕上げて下さったからなのですが・・・、本当にお父様ありがとうございました。当然ではありますが、やっぱりプロを全然違います。
でもDIY軍団も、とても楽しく作業ができましたし、出来栄えもなかなか素敵な感じになりました。仕上げパタンは自然な風合いのコテ模様って感じになりました。M様のご主人さまは、雨の中、屋外で珪藻土と水をせっせと練ってくれました。こちらもご苦労さまでした。 いや〜、なんとかなっちゃいましたね〜(呑気)IMG_0592.jpg  IMG_0589.jpg

IMG_0582.jpg

IMG_0594.jpg

「床塗り」(5月4日)
DIY最終日は、いつものフローリングへのオスモカラー塗装です。
ひまわりの種の油などを天然由来の成分だけからなるオスモカラーは、健康や環境に安全なとドイツの優れた塗料です。一方、塗料がドロッとしていて、木に沁み込みにくく、乾きにくいなど、扱いにくいところも確かにある塗料です。しっかりと力を入れて床に刷り込んでゆくのがコツのようです。

IMG_0598.jpg









posted by GLOCAL ken-u at 02:23| Comment(0) | 目黒区M邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

内装工事、天井、フローリングほか

目黒区M邸、内装工事の進捗状況です。2階リビングの無垢の杉板天井やフローリング貼りなどの作業が進んでいます。天井に杉板を貼る作業は大工さんにとっては仰向けの作業が延々と続き、手間も技術もかかる労作です。明るい天井で解放感のあるリビング空間になってきました。無垢・無塗装のフローリング材もとても良い感じです。今後施主DIYによってオスモカラーで着色する予定ですが、ちょっと色をつけるのがもったいないくらいの感じです。
今日は住宅瑕疵保証の防水検査も受けました。もちろん合格です。
春霞がだいぶ濃くなってきましたが、屋上からはうっすらと富士山が見えました。この冬最後の富士山かもしれません。空気の気配は春です。

★IMG_5411.jpg ★IMG_5420.jpg

★IMG_5400.jpg

★IMG_5426.jpg

★IMG_0328.jpg
posted by GLOCAL ken-u at 17:52| Comment(0) | 目黒区M邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

内部工事もだいぶ進んできました

目黒区M邸は、上棟から1か月が経ち、だいぶ内装工事なども進んできました。現在は壁に断熱材をはめ込み、電気屋さんや給排水設備屋さんが配線・配管類を敷設しているところです。
また、お施主様とも、キッチンの詳細選定や、内装の色調のイメージなど検討打ち合わせを重ね、最終的なデザイン固めを行っているところです。今週末には、住設器具やタイルなどの選定のためにいくつかのショールームなどをご一緒に巡る予定です。

IMG_0274.jpg
外観:屋根から続く袖壁がデザインのポイント      

IMG_0316.jpg

IMG_0266.jpg
キッチンからリビング・ダイニングを臨む。明るく、風通しがいいです。

IMG_0311.jpg
地下の主寝室。室内にコンクリート打ち放しの壁が建っています。

IMG_0319.jpg
リビングのTVカウンター。ぐっと下がった勾配天井が特徴です。

IMG_0318.jpg
屋上から世田谷方面(南西)を臨む。冬場晴れの日は富士山や丹沢がくっきり見えます。

CCF20120314_00000.jpg
CCF20120314_00003.jpg
リビング・ダイニングの検討スケッチ

CCF20120314_20000.jpg
地下主寝室

CCF20120314_00007.jpg CCF20120314_00014.jpg

玄関ホール                      洗面室

posted by GLOCAL ken-u at 16:54| Comment(0) | 目黒区M邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする