2013年02月18日

伊那市K様邸リフォーム:竣工写真を撮影させていただきました

前回のブログに引き続き竣工写真撮影のご報告です。
1月26日に昨年秋に完成した長野県伊那市K様邸リフォームの竣工写真を撮影させていただきました。
撮影に先立ち事前に温湿度データーロガーを送らせて頂いて、リフォーム後の冬の室内の温熱環境のデーターを10日間ほど採取させて頂きました。昨年の冬の同時期にもリフォーム前のお住まいで同様のデーターを採取させて頂いておりましたので、リフォーム前後の室内の温熱環境の変化を定量的に比較することができました。その結果は、リフォーム前は暖房を入れているときは、暖房を入れている部屋だけはかなり高温(20度以上)になり、暖房を止めるとすぐに7〜8度に下がってしまったり、暖房の入っていない廊下や浴室脱衣室などは常に10度以下であり、温かい部屋から廊下や浴室に移動すると急激な温度変化(ヒートショック)が顕著の表れるのに対して、リフォーム後は家全体がほぼ17〜20度程度に時間的にも空間的にも安定していることがよくわかる結果となりました。今回のリフォームのテーマは、「温かくて明るい家+耐震性能の向上」でしたので、まずは一安心の結果となりました。K様ご家族の実感としても、すごく快適になったとのことで、喜んで頂け嬉しい限りです。
また、もうひとつのテーマである、明るい家(リフォーム前はとにかく1階が暗かった)についても、南側の光が家の奥まで届くように間仕切りをなくしたワンルーム空間としたことによって、大変明るい家になりました。そして白い石目調の床材を選定したことも家全体の明るさに大きく影響しているようです。
耐震性能の向上いついては、工事中のブログので繰り返しご説明したように、集成材+金物仕口+鉄筋コンクリート基礎梁による門型フレームを導入したことによって、建築基準法の約1.5倍の耐震壁量を確保することで、1階の間仕切り壁をなくしつつも耐震性能の向上を図っています。
 撮影に向かう中央高速は、昨年末の笹子トンネルの事故の補修工事が行われており、事故の大きさを改めて実感させられました。犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、頻繁に利用する道路だけに他人事ではないのだと思いました。社会インフラの老朽化対策はこれからの日本にとって大変重要な課題であり、転じて小さな建築を主に扱う私自身にとっても、K邸リフォームのような案件において、単に見栄えのするリフォームでなく、安全性や耐久性、快適性、省エネルギー性などの基本的な性能を維持向上するように真剣に取り組む責務があることを改めて考えさせられました。

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久保村邸10.jpg

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posted by GLOCAL ken-u at 12:22 | Comment(0) | 長野県伊那市K邸リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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