2013年02月18日

杉並区F邸着工しました

 本日は新しいプロジェクトの着工のお知らせです。
昨年はじめにご相談を頂き、その後、設計を進めておりました杉並区F様邸が着工しました。
 F邸は1階に親世帯、2階に子世帯が住まわれる、玄関のみ供用の2世帯住宅です。かつて阿佐ヶ谷文士村と呼ばれた、文豪の多く住んだ、古くからの落ち着いた雰囲気の住宅地の中にある現在のお住まいの建て替えです。これまでのお住まいも2世帯住宅で、今回の建て替えにより、世代が引き継がれて、これまで2階に住んでいたご両親が1階に移動して、ご長男夫妻が2階に新たに住まわれることになります。
 比較的コンパクトな敷地に、玄関以外は完全に分離した2世帯住宅を、日当たりや風通しのよい家として計画することが今回のプロジェクトの一番のテーマです。永い間この場所にお住まいのご両親や、ここで育ったご長男は、この敷地の特性を実体験でよく知っておられ、どの位置が日当たりがよいのか、どの位置は西日が強く夏暑いのか、どの位置がよく風が抜けるのか、どこが視線が抜ける眺めのよい向きなのか、などを肌で感じて理解しておられます。あわせて今回は夏と冬に2階にわたって既存住宅に温熱データーロガーを2週間程度づつ設置させて頂き、実感を客観データーで確認することも行いました。(実感を裏付けする明瞭な測定結果が得られました)
 第一種低層住居専用地域の厳しい容積率や高さ制限(第一種高度斜線)などをクリヤーしつつ、空間に広がりを感じる家にするため、建蔽率に含まれない大きな「すのこ状」のウッドデッキ張りのバルコニー(鉄骨)を1階と2階のリビング南側に設けることにしました。室内と連続した屋外空間をできるだけ広く確保することで、室内も実際以上の広がりを感じられる家になればよいとの思いからです。ウッドデッキの材料はある程度の耐久性も考慮してセランカバツー材を選択しました。外観的にも街角に面したこのバルコニーが大きな特徴になると思います。
 2月2日に行われたF様邸の地鎮祭(呼び名が違うかも・・・・)は、カトリックの神父さんが執り行って下さいました。天気にも恵まれ(晴天+小春日和)普段の神主さんによる地鎮祭とは趣の異なる、新鮮ですがすがしい地鎮祭でした。
 現在は鉄筋コンクリートの基礎がほぼできた状況で、一方で、木構造の加工(プレカット)のための図面の作成と確認を行っているところです。上棟は3月7日(木)の予定です。
 F様のご厚意により、これから、工事の進捗状況などをブログでご報告してゆきたいと思います。F様どうぞよろしくお願いいたします。

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取手市O邸 かなり工事が進んできました

取手市O邸の工事進捗状況の報告です。
2月16日の時点で、外装がほぼ終了し、内装もボード張りが終了し、来週からは造作家具や設備機器類の設置などの工程にすすでゆきます。
 リビングダイニングの屋根に設置した空気集熱式パッシブソーラーシステム「そよ風」もファンの設置などが終わり、現在は集熱した温風を仮設的に室内に吹き出してみている状況なのですが、とっても温かい空気が室内に吹き込み、工事現場とは思えない快適さです。ひとまずはうまく集熱できているようで一安心です。
O様邸は広い敷地にゆったりと平屋が建つ、大変贅沢な空間構成です。水平方向に長く伸びた屋根の軒先や、広い南側のテラスなどが具体的にわかるようになってきて、なかなかいい感じです。特に室内から軒へと連続する杉板の天井などはすっごくよい感じで、完成が楽しみです。
 また、O邸は、大工さんに作ってもらう造作家具がたくさんあります。来週以降これらが姿を現すのも楽しみです。
 そして、半ば恒例になってきた、フローリングのDIY塗装の準備も始めなくては・・・・、今度は広〜いので大変です。
(余談)もしかしたら、このようなことは皆さんには常識なのかも知れないのですが、情報インフラの進化の波から取り残されている私にとっては、先日のお施主様との打ち合わせは、非常に斬新なものでした。・・・というのは、現在、O様のご主人様はアメリカに出張中で、当日は奥様だけが現場にいらっしゃって、もろもろのお打ち合わせを行ったのですが、奥様のi−padと、ご主人様のi−phoneをSkypeでつないで、リアルタイムにご主人さまも打ち合わせに参加されました。い〜や、もしかして、今時当たり前なんですかね〜、すげ〜、私は遅ればせながら感動してしまいました。これ使えば、あんまり現場に行かなくても用が足りてしまう・・・??、いやいや、やっぱり、直接お会いして監督さんや職人さんとお話することはとても大切なことでして、それに、事務所で机に向かっているより、現場に行くほうが楽しいし・・・・。それにしても文明の利器は使いようなのでしょうね。驚きました。私って原始人なのかな〜?

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茅ヶ崎市F邸 親世帯棟が上棟しました

1月18日に、茅ヶ崎市F邸の親世帯棟が上棟しました。
F邸は、昨年秋に子世帯棟が完成(建築基準法上は現在仮使用中)して、現在、既存建物を解体した場所に親世帯棟を建設中です。完成時には親世帯棟と子世帯棟はブリッジ上の和室を介して、エキスパンションジョイントにって一つに建物に連結されます。
上棟日当日は、隣の子世帯で盛大な宴会をF様が催して下さり、大変楽しい一日になりました。F様ありがとございました。

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伊那市K様邸リフォーム:竣工写真を撮影させていただきました

前回のブログに引き続き竣工写真撮影のご報告です。
1月26日に昨年秋に完成した長野県伊那市K様邸リフォームの竣工写真を撮影させていただきました。
撮影に先立ち事前に温湿度データーロガーを送らせて頂いて、リフォーム後の冬の室内の温熱環境のデーターを10日間ほど採取させて頂きました。昨年の冬の同時期にもリフォーム前のお住まいで同様のデーターを採取させて頂いておりましたので、リフォーム前後の室内の温熱環境の変化を定量的に比較することができました。その結果は、リフォーム前は暖房を入れているときは、暖房を入れている部屋だけはかなり高温(20度以上)になり、暖房を止めるとすぐに7〜8度に下がってしまったり、暖房の入っていない廊下や浴室脱衣室などは常に10度以下であり、温かい部屋から廊下や浴室に移動すると急激な温度変化(ヒートショック)が顕著の表れるのに対して、リフォーム後は家全体がほぼ17〜20度程度に時間的にも空間的にも安定していることがよくわかる結果となりました。今回のリフォームのテーマは、「温かくて明るい家+耐震性能の向上」でしたので、まずは一安心の結果となりました。K様ご家族の実感としても、すごく快適になったとのことで、喜んで頂け嬉しい限りです。
また、もうひとつのテーマである、明るい家(リフォーム前はとにかく1階が暗かった)についても、南側の光が家の奥まで届くように間仕切りをなくしたワンルーム空間としたことによって、大変明るい家になりました。そして白い石目調の床材を選定したことも家全体の明るさに大きく影響しているようです。
耐震性能の向上いついては、工事中のブログので繰り返しご説明したように、集成材+金物仕口+鉄筋コンクリート基礎梁による門型フレームを導入したことによって、建築基準法の約1.5倍の耐震壁量を確保することで、1階の間仕切り壁をなくしつつも耐震性能の向上を図っています。
 撮影に向かう中央高速は、昨年末の笹子トンネルの事故の補修工事が行われており、事故の大きさを改めて実感させられました。犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、頻繁に利用する道路だけに他人事ではないのだと思いました。社会インフラの老朽化対策はこれからの日本にとって大変重要な課題であり、転じて小さな建築を主に扱う私自身にとっても、K邸リフォームのような案件において、単に見栄えのするリフォームでなく、安全性や耐久性、快適性、省エネルギー性などの基本的な性能を維持向上するように真剣に取り組む責務があることを改めて考えさせられました。

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竣工写真(まずは室内)撮影させて頂きました

2月も中旬になってしまいましたが、本年はじめてのブログの更新です。・・っといっても内容は昨年末のことのなのですが・・・ 本年もこの調子ですがよろしくお願いします。
桜台K邸の屋外の供用部分の舗装工事がようやく終わったので、年末に竣工写真を撮影させて頂きました。今回は室内のみの撮影で、屋外は春の新緑の季節になったら撮影させていただく予定です。当日はたまたまピアノ調律師の方もいらっしゃっていました。もちろん私は初めて調律の作業というものを拝見しましたが、音職人のプロの世界を興味深く垣間見させて頂きました。調律のためのピアノの音が静かに聞こえるなかでの竣工写真の撮影なんて、とっても素敵でしょ。(嬉)

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posted by GLOCAL ken-u at 11:44| Comment(0) | 練馬区桜台K邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする