2012年07月22日

隈研吾 宝積寺の大谷石の蔵

宇都宮にある構造設計事務所に打合せに行く用事あったので、以前から見てみたかった宝積寺(宇都宮から2駅)の駅前にある隈研吾設計の大谷石の蔵の改修などの一連の作品を見に行ってきました。
既存の大谷石の蔵を改修した建物と新しく作った大谷石と鉄骨の店舗棟、それに駅舎と駅前施設の一群をすべて隈研吾さんが設計しています。
大谷石とクの字に連続的に折り曲げた鉄板を組み合わせた菱形の穴のあいた壁の構造が全体を貫くコンセプトとになっています。駅舎は鉄骨と構造用合板を菱形に加工した天井が特徴で、菱形のモチーフが大谷石の蔵との統一感を生みだしています(ん〜、ちょっと強引な・・・)
本でこの蔵の改修の話を読んだときはものすごく感動して、「見てみたい〜」っと強く思ったのですが・・・、実際に見てみた感想は、「あれ・・、ちょっと想像していたよりは・・・・」っという感じでした。駅舎の構造用合板の菱形の天井のほうが激しく印象に残ってしまい、大谷石と鉄骨のハイブリッドが生みだす透明感のある壁の繊細な質感が負けてしまっているように感じてしまい、ちと残念でした。・・が、それでも大谷石の蔵(特に改修した方)はなかなかの雰囲気でした。もう少し天気が良くて、人が集まって使っている日に見てみたかったです。
帰りに宇都宮駅で、名物の餃子定食を食べて、久しぶりにのんびりした電車旅でした。

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門型フレームの設置 ほか工事進捗状況

長野県伊那市K邸の工事進捗状況の報告です。
6月14日 間仕切り壁を大幅に撤去した1階に門型フレームを3構面設置しました。事前の周到な打合わせと基礎補強工事が正確に行われていたことにより、工事はあっけないほど順調に進み、大阪から門型フレームのメーカー担当者が高速バスを乗り継いで現地に到着したときにはフレームの設置工事がすべて終了していたほどでした。
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6月27日 12階とも床合板が張られだいぶ内部の雰囲気もわかるようになってきました。
インテリアコーディネートの打ち合わせも進み、1階リビングダイニングの床はフローリングではなく、K様が海外居住でなじみのある大理石調の樹脂タイルを敷くことになりました。従前のお住まいとはガラッと変わった内装になりそうです。またキッチンなどの住設機器類の選定も松本のショールームにご一緒したりしながらかなり決まってきました。
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7月11日 内壁の石膏ボードが張られ、室内の空間の形が明確になってきました。リビングの天井には埋め込み式エアコンを追加することになりました。
現在は、室内建具の詳細検討、外構のしつらえの検討などの打ち合わせを進めています。

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桜台K邸の工事進捗状況

桜台K邸の工事進捗状況です。
6月9日の上棟から約1カ月半が経ち、工事はたいへん順調に進んでいます。

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2階吹き抜けまわり、天井断熱材⇒石膏ボード張り⇒天井板張りへと進んでいます。

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玄関まわり、天井の板張りが屋外の軒天に連続しています。

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2階浴室、高度斜線制限によって屋根の高さが制限されるため、浴室の天井は勾配天井になっています。今回はハーフユニットバスを使いました。天窓から空が見えて気持ちのよい浴室になりそうです。


ピアノ室の防音工事の進捗状況です。壁床天井の内側にさらに入れ子状に壁床天井を浮かせるようにもうひとつ挿入するボックスインボックスの構造になっています。
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外壁の柱間と天井面にグラスウール断熱材24K厚100mmを充填、床はコンクリートべた基礎の上にセルフれべリング材を流して平坦にします⇒壁と天井の内側にセメント板(センチュリーボード)を張ります。床は防湿フィルムを張り、その上にゴムの足を置いて根太床を組んでいきます。
窓はFIXのペアガラスサッシ+室内用樹脂サッシの2重サッシになっています。

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ゴムで浮かした根太床の間にグラスウール断熱材36k厚50mmを充填します。外壁と15mm程度の隙間をあけてさらに内側に壁を立てて、その中にグラスウール断熱材24k厚100mmを充填し、さらに鉛ボードを張って防音します。

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2重壁を張り終わった状況。床は写真のべニアの上に石膏ボード2重張り+防音シート式+捨て張り+フローリングを張ってゆきます。天井は防音用つり天井金具天井をつることで、建物本体に音の振動が伝わらないようにした上で、天井裏に36k厚50mmを充填し、天井の仕上げにロックウール吸音板を張ります。
また換気扇からの音の漏洩、特に給気口からの漏洩を防ぐため、熱交換型のロスナイ換気扇を設置し、外壁の吸排気口には防音チャンバーを設置しています。

以上のように壁・床・天井はこのようにかなり重装備な防音処置を施しているので、かなり高い防音性能が得られるはずです。(目標50db程度)
あとは、リビングとピアノ室を繋ぐ木製の引き違いガラス扉の防音性能がどの程度得られるかが課題です。
現在、監督さんと建具屋さんと相談をしながらできるだけ高い気密性能を確保した建具の検討を進めているところです。(ドキドキ・・・・)

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屋根の外断熱通気工法の施工の様子です。年々暑さを増す東京の夏に備えて、屋根は外断熱通気工法とし、さらに天井裏にも断熱材を充填して、次世代省エネルギー基準を余裕でクリヤーする断熱性能を確保しています。

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7月18日にお施主様ご夫妻にも現場におこし頂き、外壁の左官のパターンや室内の木部の塗装色の検討を行いました。左官屋さんに目の前でいろいろなコテ塗りのパターンを実際に作ってもらいながら相談を行ったため、非常に分かりやすくお施主様もとても喜んで下さっていました。ペンキ(オスモカラーワンコートオンリー)も現地で実際に色を調合してもらって余っている材料に実際に塗装してみ色を決めてゆきました。今回はウォルナットとマホガニーを1対1に混ぜた色に決定しました。目指すはお施主様の奥様あこがれのアアルトの自邸の色調の雰囲気です。さてうまくいくかな〜(ドキドキ・・・・)
















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2012年07月21日

太陽光発電パネルの設置

6月30日に三鷹市I邸に太陽光発電パネルを設置する工事が行われました。

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I様が広告の仕事でお付き合いのあるソーラーフロンティアのCIS(銅・インジウム・セレン)太陽電池モジュールが採用されました。このパネルは非シリコン結晶のパネルで、人工衛星の発電パネルなどにも採用されており、高い耐久性能が特徴だそうです。真黒なパネルで見た目もすっきりしています。
 今回の設置工事にあたり一番大きな問題となったのが、太陽光発電パネルの屋根への設置方法です。驚いたことに、現状の多くのパネルの設置工事で、屋根に直接ビスを打ち込んでパネルを固定しているのだそうです。お施主様や建築設計者の立場からは、半年前に完成したばかりの家の屋根にビス穴をあけるなど、雨漏りの危険性から考えても「とんでもないこと」です。実際に、太陽光パネル設置が原因の雨漏りの事故が最近頻発しており、住宅性能保証の保険会社などでも大きな問題になっているそうです。
 I邸では屋根に直接ビスを打つ工法は絶対に認められないということで、I様から直接仕事でつながりのあるメーカーの技術担当の方に申し入れをされ、いろいろな検討の経緯の末、I邸の金属屋根たてハゼ葺きに対応した設置用アダプターを新しく作製してもらい、屋根に穴を開けずに金具で固定する方式が実現しました。工事を担当したメーカーのスタッフの方も、たいへん施工性もよく、「どうしてもっと早くこのような金具を開発しなかったかのかな〜」となかなか好評のようでした。
設計事務所としてもたいへん勉強なる良い機会を得ることができました。今後ますます増えるであろう太陽光発電パネル設置の需要に対して、適正な屋根材の選定や設置方法の知識などは欠かせないものになりそうです。百聞は一見にしかずというか、やはり実際に経験してみるのが一番よい勉強です。
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茅ヶ崎市F邸 工事進捗状況

茅ヶ崎市F邸の工事進捗状況の報告です。
上棟から約1カ月半が経ちました。その間、おもに大工工事:構造耐震壁の設置、柱頭柱脚金物設置、サッシの設置、屋根工事、外壁の防水下地、電気配線、給排水配管、ガス配管、外部バルコニーの笠木板金加工/塗装などがほぼ順調に進んでいます。
お施主様とは、住設機器の選定の打ち合わせ+ショールーム巡り、色決め打ち合わせなどを並行して進めています。

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南東角のバルコニーが組みあがった状況

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2階リビングと連続するバルコニー

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2階リビング〜ダイニング〜キッチンは仕切りのない一体の空間、天井は梁をあらわした勾配天井



posted by GLOCAL ken-u at 05:07| Comment(0) | 茅ヶ崎市F邸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする